TNWF


タミルナドゥ女性フォーラム (Tamil Nadu Women's Forum)


ジェンダー正義の運動に一人一人の力を!!

マサマの解放を!女性に対するもうひとつの人身売買撤廃に向けて!

タミルナドゥ女性フォーラムは他のさまざまな運動体と共同でマサマに関する州レベルの初めての会議を企画しています。この会議では、マサマ自身が集ってマサマとしての体験、差別、そして解放に向かう運動に関して経験を共有し、自らの解放に向けた彼女たちの勇気を後押ししていきたいと考えています。すでにアンドラ・プラデーシュ州では同様の会議が開かれており、市民運動の盛り上がりもあり、アンドラ・プラデーシュ州政府はアンドラ・プラデーシュ州に暮らすマサマがマサマの慣習をやめられるよう、土地や家屋を提供し、生計を財政的に支援するといった施策を展開しています。一方、隣のタミル・ナドゥ州では、現在のところまったくといっていいほど効果的な政策や法律(マサマ禁止法)などがありません。私たちは問題解決に向けてより広くマサマの問題に対する意識喚起を図っていけるものと信じて、ここにマサマのマサマによるマサマ解放のための会議を提案いたします。

マサマって何?誰のこと?−私たちがマサマの問題に取り組む理由首にメダルをかけられるマサマのポスター

ダリットの中にはさらに細かいカースト(サブカースト)があり、その中にはマサマ(Mathamma)と呼ばれる慣習を行っているカーストがあります。この慣習はタミルナドゥなどの南アジアの各地に広がっており、宗教的あるいは文化的なものとして特に靴作りのカーストであるアルンタティアール(Arunthathiar)と呼ばれる人々の間で定着しています。彼らは「マサマ」と呼ばれる神を崇拝していて、マサマには病気を治す力があると信じられています。それゆえ、女の子が病気になったときには、その子どもをマサマの神様の恩寵としてマサマの寺に預けるのです。

しかし、マサマの実態はダリット女性の尊厳剥奪に他なりません。寺に預けられた子どもが年頃になると彼女は神との結婚の儀式を行います。結婚の際には「ポットゥ(Pottu)」というメダル(Thali)を結婚の証としてつけられます。こうして彼女は寺に属する公共の財産となります。一生マサマとして生きていかなくてはいけないのです。

寺の祭りの期間はマサマとされた女の子は大衆の前で踊ることを強いられます。いつ何時どの(カーストの)村の寺で祭りが行われようと彼女たちはきわめてエロチックなダンスをする踊り子として引っ張り出されるのです。踊りを踊っている間は、あらゆる年齢層の男性がマサマとされた女の子の踊りを鑑賞し、その中には踊っている彼女に近づいてからかいながら、好きなだけサリーやブラウス、体のあらゆる部分に触れる様な者もいます。マサマとされた女の子はこうした辱めを受け入れなければいけません。誰にも文句は言えない上、踊ることを拒否することはできないのです。

マサマとされた女性がパートナー・伴侶を持ちたいと希望すれば、男性と暮らすことはできます。しかし、マサマは男性と正式に婚姻関係を持つことはできません「踊り・儀式」と称して性的嫌がらせを受けるマサマ- なぜならば、マサマはすでに神と結婚しているからです。マサマと結婚した男性はすぐに亡くなるか盲目になると信じられています。マサマと結婚する呪われるとされているからです。つまり、マサマと結婚したいと願う男性もまた家族や村からのプレッシャーを受け、しばしばこうした男性が自殺まで追いやられることがあります。もしくは、すでに家庭を持っている男性が遊び目的でマサマに近づき、マサマを妊娠させながら放っておくということもあります。マサマは正式な妻を持つ男性を訴えることはできません。それにより、マサマはしばしばセックスワーカーとして働かざるを得なくなり、そうしたものの中にはHIVウィルスに感染し、AIDSが原因で死亡するものがいます。病気を治すために少女をマサマにしても、こうした少女はマサマとして生きていく中で更なる健康の危険にさらされるのです。

マサマの解放に向けて−マサマ解放運動による州レベル会議

マサマの習慣は州のそこかしこに存在するありふれたもので、迷信的な慣行の犠牲者として見られることはありません。彼女たちこそカースト、ジェンダー(性差)、そしてマサマという複合した差別の被害者なのです。 この問題を提起して、マサマが差別的な状況から抜け出すためには、各地にいる被害者であるマサマたち自身を組織して力強い運動を展開していく必要があります。マサマ自身が見捨てられているマサマの人権を提起して行くにはそれなりの土台が必要となります。 彼女たちは社会的にエンパワー(力を与えられること)され、現存する凝り固まった考え方に挑戦していく必要があります。そこで私たちTNWFは被害者マサマたちが結集し統一して運動を進めていくための州レベル会議の開催する必要があることをここに示したいと思います。このようなマサマ自身が結集することにより、他の州でマサマの習慣をやめて生活的にも精神的にも回復しつつあるマサマと出会い、同じようなことがタミルナドゥ州の自分たちにもできるという自信を与え、お互いの経験の交流を図り、目標をはっきりと持つことができるのです。

マサマを救うためのご寄付をお願いいたします!!

「マサマ」-自分を発展させていくための<開発>援助から世界でもっともかけ離れてしまった人たちではないのでしょうか。たとえ悪習を撤廃することができても、被害者たちは精神的なトラウマと闘い、将来の目標の立て直し、そして今の社会の中での生活スペースを確保する必要があるのです。私たちが提案している会議はこれらの動きのほんの一歩のしか過ぎないかもしれませんが、非常に重要な第一歩なのです。会議を開くためにはさまざまな準備が必要となります。私たちの闘いに少しでも多くの皆様からのご支援をいただければ幸いです。

ご支援は海外送金で以下の口座まで;
Society for Rural Education and Development
State Bank of India
Account No. 01100065292 Routing No. 0793
Arakkonam Branch
(No.1 Sholingur Road, Arakkonam- 631 001 Tamil Nadu, INDIA)

ご寄付の使用用途のご指定がありましたら、お手数ですが送金の際に必ずその旨お書き添え願います。

また、TNWFの加盟している国際人権NGOの反差別国際運動を通じて送金いただくことが可能です。

○ 郵便振替口座:00130−8−357095   加入者名: 反差別国際運動(IMADR)
  お手数ですが、郵便振替用紙に「ダリットプロジェクト」とご記入ください。

○ 東京三菱銀行六本木支店 普通 4891417
  加入者名:反差別国際運動(IMADR)代表ニマルカ・フェルナンド
  銀行振替の場合にはお手数ですがその旨IMADR国際事務局までご連絡下さい。その際に「ダリットプロジェクト」への送金である旨お伝え願います。

 〒106‐0032東京都港区六本木3−5−11 Tel:03-3586-7447 Fax:03-3586-7462 Emailはここをクリック。

国内送金の場合はいずれの場合もお送りいただいたお金はIMADRのダリットプロジェクトが展開している「ダリット世界アクション」の活動経費となりTNWFもその活動から恩恵を受ける形になります。TNWFのみへの募金、TNWFの特定の活動に対する募金を希望する場合にはその旨明記していただきますようよろしくお願い致します。

さらなるお問合せは直接TNWFチェンナイ事務局まで

Tamil Nadu Women's Forum (TNWF)
76/37, G-1, 9th Street, 'Z' Block, Anna Nagar West, Chennai, 600 040, Tamil Nadu, INDIA
Tel: (91)044-52170702/ 52170703 Fax: (91)044-52170702
E-mail: チェンナイ事務局宛(英語のみ)はここ をクリックしてください
E-mail: 日本語HPウェブマスター宛(日本語可)はここをクリックしてください

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